社会人剣道への誘い

前に同じタイトルで書きましたけれども、時節柄、中学・高校・大学の卒業を控えている方に向けまして、自分の経験を元に語ってみます。


私は少年剣道の指導者をやってます上に、地元がエアポケット的に高段位の剣道家が居ないために30代前半から剣道団体の代表を務めているものですから誤解されがちなのですが、私はいわゆる「下手の横好き」というやつで、剣道の実力は胸を張れるものではありません。

小学生のときは対外試合で1度も勝ったことがありませんでした。
中学生になって多少は勝てるようになりましたが、高校では選手になれず、公式戦には1度も出場してません。
選手に選ばれなかったことへの意地もありまして、高校で三段を取得したことだけが学校剣道での勲章です。(約30年前は中学で初段、高校で二段と三段が取得でき、高校で三段を取得する人は少数でした。)

しかしながら、理屈抜きに剣道が好きなのでしょうね。高卒で就職して、2~3年ほどブランクは空きましたけれども、その後は地元の剣道教室で小中学生の元に立ちつつ、一般の稽古も再開。そして現在に至ります。

その経験で言いますと、社会人になってからの剣道が最も楽しく、得るところも大きいです。
小・中・高と学校剣道を一所懸命にやりましたが、ごく狭い世界の中で汲々と剣道をしていたのだなぁと思うに至ってます。

そりゃ当然なのですよ。
稽古環境も、稽古時間も、稽古量も、稽古相手も、稽古を頂く先生も、なにもかもが自分に合った形のものを自分の責任で選択できるのですから、充実しないわけがないのです。さらには年齢を超えての交剣知愛が己の知見を豊かにします。

明日から2月ということで、卒業も間近になりますね。
仮に高校や大学で本格的な競技剣道をやるという選択肢を選ばないからといって、社会人剣道を知らないまま竹刀を置いては勿体ないです。学校剣道で段位を取得された方には、ぜひとも、週1でも隔週でも月1でも良いから定期的に剣道の稽古を続けられる環境に身を置いてくださいますようにと心から祈ってます。

それを年単位で続けて頂けますと、私の言っていることが理解できるようになるかと思います。


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