退院しました
既にお知らせしましたとおり、11/4(月)より入院、11/6(水)に括約筋間直腸切除術(ISR)による直腸ガン郭清および人工肛門(ストマ)設置の手術を受け、以降はずーっと入院していたのですが、12/7(土)に退院することができまして、現在は職場復帰に向けて自宅静養中であります。
術後4週間での退院を予定しておりましたが、予定より3日ほど遅れてしまいました。
まず、術後の体調が乱高下しまして、いろいろと大変でした。
痛い苦しいは術後の2~3日くらいで収まったのですが、腸内に溜まったガスがなかなか抜けないし、炎症反応はなかなか消えないし、かと思えば原因不明の高熱が続いたりと安定せず、当の本人はまな板の上の鯉で腹を括ってますからそうでもないのですが、主治医中心に消化器外科の先生方にはとても慎重に医療対応して頂きました。
そんな状況から脱して体調が安定し、流動食が始まったのが術後18日目。
当初の療養計画では術後3日目から流動食開始の予定でしたから、この時点で2週間遅れ。
これは年内の職場復帰は無理かなぁと思ってましたが、その後の経過は右肩上がりに良化し、食事の最終段階(お粥⇒ご飯)は自宅静養に任せるとして省略されたこともあって、2週間遅れを3日遅れまで縮めての退院となりました。
入院中は、暇に飽かせて寝て過ごすのが嫌だったので、レンタルWiFiを30泊31日で借りまして、PCとタブレットを持ち込みました。
おかげで地区剣連事務局の仕事も滞りなく務め、更新の滞っていた八千代剣道教室ウェブサイトやこちら下妻地区剣道連盟事務局も更新することができ、有意義でした。
ほか、YouTubeやニコ動も見放題とはいきませんが充分に拝見できましたし、電子書籍も堪能。そういった意味では良きリフレッシュ期間になったかと思います。
ただ、ちょうど大相撲九州場所の全15日間が入院期間と重なったので、これはもう幕下から相撲観戦ドップリだなぁなどと目論んでいたものが、前述のとおり体調不安定期間と重なってしまったので楽しめませんでした。
体調が悪いとですね、見ることはできても観ることができないんですね。せっかく病室のテレビがBSも入るのに、もったいないことでした。
PCやタブレットの画面ばかりを見ていると眼が疲れますので、院内の図書室にもたいへんお世話になりました。十数冊ほどお借りして読みましたか。時間を忘れてのどっぷり読書も久し振りで有意義でした。
主治医および医師団の先生方はもちろんですが、看護師の皆様には感謝してもしきれないほどお世話になりました。なるべくは手間の掛からない患者でありたいと思ってましたが、そうはいかないからの入院なわけでして。入院生活を思い起こせば、汗顔の至りでございます。
今回の入院に先立ちましては、剣道教室から千羽鶴を頂きました。
人生初の千羽鶴に感涙。手術前後および入院中の心の支えになりました。半年後の再手術⇒入院の際にも持ち込みます。
現在の状況ですが、自宅でのストマ装具交換に慣れるところからですね。
これが中1~2日置きに交換が必要で、リズムができるまで苦労しそうです。
食事は低脂肪食を指示されておりまして、脂質20g/日の制限が課されてます。
1食あたり脂質7g以下ってところですかね。
栄養士さんの話によれば、消化器外科の方針でも病院によって二分されるところがあって、とくに脂質制限を設けない医師もいれば、主治医のように脂質制限を指示する医師もおられるそうなので、神経質にならない程度に頑張ろうと思います。
この前、ちょいと外出した際にコンビニで昼食を購入したのですが、パッケージに印字されている栄養表示とニラメッコした結果、蒸し鶏のサラダと白米おにぎりという昼食になりました。なかなかに難しい。A^^;
身体の方はほとんど不自由がないので、日常生活で困ることはほぼありません。
ただし、ストマの位置的に剣道具の垂を付けることが難しいので、ストマの除去手術を受ける約半年後までの間は剣道具を付けての稽古は控えることになります。胴着と袴はなんとか着用できそうなので小中学生の指導のみ携わりますが、師弟同行を旨としてきた私にはちょいと辛いところではあります。
まとまりのない話になってしまいました。A^^;
手術から入院中はご心配をおかけしまして、まことに申し訳ありませんでした。
約半年後、出来る限りは3月第3日曜日の八千代大会より後のタイミングで、温存した肛門と回腸の吻合およびストマ除去の手術を受け、そこから回復することでひとまずの寛解となる予定ではありますが、ひとまずは日常に戻れることになりました。
今後とも宜しくお願い申し上げます。<(_ _)>
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