オーバーホール(第2弾)

実は、11/4(月)より入院しております。
11/6(水)に手術。術後4週間の入院予定です。
そして退院して半年後にオーバーホール第3弾を経て寛解の予定。
えー、端的に言えば、8月の入院の続きということです。A^^;
初期の直腸ガンと診断されて8月に内視鏡手術&入院となった顛末を記した前記事にて、
今月下旬に除去患部の病理診断結果が出るまでは完全には安心できませんが、とりあえず人工肛門化を回避することができてホッとしております。
と書きましたけれども、その病理検査の結果はステージ1でした。
ガンが粘膜内に留まっていればステージ0で、初期ガンでした、発見が早くて良かったね、めでたしめでたし……を頭に描いて病理検査の結果を聞きに行ったものですから、少なからずショックを受けましたね。
や、ステージ1ですから、ガンに侵された直腸を局所切除してしまえば、リンパ節を経ての多臓器転移⇒若いからアッという間に死亡…といった最悪ケースは避けられます。手術の成功率とか、術後の平均余命とかを問われるものではないです。
ショックを受けたのは「ガンの位置が肛門に近く、外科手術の場合は人工肛門不可避」と8月の手術前より説明されていてのステージ1宣告⇒要外科手術決定だったから。
うーん、人工肛門を付けて剣道できるのかな?
人工肛門が設置される腹部は胴の上からとはいえ正当に認められた打突部位として強打されるし、体当たりのあるコンタクトスポーツに含まれる剣道、できるのかな?
などと悶々としながら内科から外科に廻され、外科の医師の所見を聞きましたところ、括約筋間直腸切除術(ISR)という術式であれば自然肛門の温存が可能(2層ある括約筋の内側のみを切除)とのことで、その手術が可能な大学病院への紹介状を頂きましての転院。
そんな経緯で、9~10月の間に隔週ペースで色々な検査を行い、11/4(月)より入院。11/6(水)にISR手術を受けました。
全身麻酔で約7時間の手術。手術支援ロボットda Vinciを使用しての腹腔鏡下手術。
リンク先(Wikipedia)によりますと、2018年の診療報酬改定で承認されたばかりの術式。意図せず最先端医療を受けられることになり、ついているなぁと感じてます。
今回の手術にて一旦は大腸と肛門を切り離して暫定的な人工肛門を設置、約半年後に大腸と肛門を吻合して人工肛門を除去する手術(オーバーホール第3弾)を経ての寛解を目指します。(というわけで、あと1回手術⇒入院します A^^;)
手術より約1週間が経過しての現在ですが、まだ点滴はもちろんのこと、ドレーンと尿道カテーテルは挿されたままの状態で、経口摂取の開始には至っておりません。
痛みについては術後2日ほどウンウン唸っておりましたが、今はよほど無理な姿勢を取らない限りは大丈夫。
ちなみに入院期間が長いのは、暫定的人工肛門からの排泄の安定化待ちと、人工肛門=ストーマのケアトレーニングによるものです。体調自体は、経口摂取の開始から上向くとのことです。
なお、入院中のお見舞につきましては、ご遠慮いただいております。
まー、そのー、排泄トレーニング中ですのでね。お見舞を頂いている時にトラブルがありますと目も当てられないことになるわけでして……。何卒お察しくださいませ。
12月初旬に一旦は退院して職場および少年剣道指導には戻りますけれども、暫定的に人工肛門を設置しての生活となりますため、飲食の制限は伴いますし、稽古への本格的な復帰は寛解の後となる予定です。
そんなわけで、11月中は入院しております。
多方面にご迷惑とご心配をおかけしまして申し訳ありませんが、復帰を目指してガンバリマス。
結構おおがかりになったなぁ。
とは言えなんとかなりそうなので安心。
大腸検診やったほうがいいかな…
検診
大事ですね
私も検診受けました
結果は問題なし
早回復を!花見川より
Pingback: 退院しました | 甚之介の剣道雑記帳2