ただいまオーバーホール中

実は、昨日まで12日間入院しておりました。
齢50歳にして初入院。A^^;

私が所属する会社では、40歳以上になるとガン検診の受診を勧められます。
忙しいのとメンドクサイが先立ち、受診していなかったのですが、徐々に受診圧力が高まり、2年前に胃カメラを飲みました。こちらの結果は異常なし。

昨年はサボったもんですから、今年は受けろと言われ、まぁ前回は上だったから今回は下だってんで大腸を中心とする健診を受診したのですよ。それが6月の終わり。

したら、検便で便潜血が確認されまして、まぁ大腸ポリープだろうってんで大腸内視鏡検査。これが7月初旬。

ポリープが見つかったら除去する旨の覚書にサインして臨んだ大腸内視鏡検査では、実に7つものポリープが見つかって、これら全て除去。
内視鏡を肛門から大腸の奥まで入れて、それを引き出しながらポリープを見つけて除去するを繰り返し、もうすぐ終わりというところで先生「あ゛」の声。そして「○○先生呼んできて」と呼ばれた部長先生もモニター観て「ありゃー」の声。

内視鏡検査を終えると「甚之介さん、病理の結果を元に説明するから○○日に再診ね。家族も一緒に連れてきてね。」。
この時点で「あ、そういうことですか」と悟りましたが、7月中旬に家族と再診に臨んだところ、やはり「外形から診てガンですね」とのこと。直腸ガンでした。

ただし、早期だったので転移とかの心配はなく、除去してしまえば命に関わることはないのですが、問題はその場所で、肛門の至近なのですよ。

主治医「一応、内視鏡で除去してみるけど、腫瘍が腸壁に根を張っていたらもう一度手術することになります。そのときは腸壁ごと除去するので開腹手術の上で人工肛門になりますが、ご了承ください。」とのことでした。

で、内視鏡で除去。
実に1時間半もかかりましたが、腫瘍は腸壁から浮かすことができ、おそらくは癌細胞を残すことなくキレイに除去できたものと思います。
今月下旬に除去患部の病理診断結果が出るまでは完全には安心できませんが、とりあえず人工肛門化を回避することができてホッとしております。

そんなわけで、内視鏡手術当日から12日間入院していたのですが、術後7日間は絶食。そして安静。出血を避けるべくひたすら安静。
入院経験者のカミさんや次男には「なるべく歩いた方がいいよ」と言われたものですが、括約筋を動かさずに歩くなんてのは至難の技なので、寝て過ごすしかありませんでした。

結果、退院5日前より、重湯⇒三分粥⇒五部粥⇒全粥⇒ご飯と徐々に戻しましたが、82kgあった体重は73kgまで落ちました。贅肉よりも筋肉の減少が目立ち、歩くのがやっとな状況です。

仕事はもう暫く休ませて頂き(有給休暇ほとんど吐き出し A^^;)、まずは職場復帰できる体力を取り戻し、最終的には六段審査を受審するための稽古ができるレベルまで身体を作り直さねばなりません。

まぁその意味では直腸癌を早期発見できたことに加え、50歳という節目に身体を作り直す機会を得られたことは、この上なき幸運だと思ってます。

この幸運、しっかりと活かします。




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Comments (4)

  1. kanimimi

     Twitter上で確認はしておりました
    こちらからレス入れれなかったので…

     早期発見と手術成功おめでとうございます

     生かされているという事は何かしらの宿題が残っているという事だと思われますので、ご家族の為にもご自愛の程宜しくお願い致します。

    Reply
  2. 甚之介 (Post author)

    kanimimiさん、コメントありがとうございます♪
     
    おっしゃる通り、使命感と言うほどのものではありませんが宿題はありますし、少なくとも末っ子が大学卒業するまでのあと4年半はフル稼働せねばなりません。ガンバリマス!

    Reply
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