【祝】2/26圏央道茨城区間全通

圏央道の境古河IC~つくば中央IC間が来年(2017年)2月26日に開通することが発表されました。ホント待ち焦がれておりましたのでとっても嬉しいです。

と、言いますのは、拙ブログでも何度か愚痴ってますが、昨年(2015年)末に職場が移転してしまって以降、牛久大仏が拝めるところまで片道約1時間30分かけての長距離マイカー通勤を余儀なくされているのですよ。

圏央道開通後は高速道路を利用してよいことになってますから、IC経由で少々遠回りするにしても時間的には約20分短縮されると予想。火曜日の稽古も職場から直行することなく自宅で支度できるようになるかと思います。

往復で約40分の短縮もさることながら、信号等によるStop&Go、歩行者や自転車への気遣いから通勤路の6割以上で解放されることで通勤ストレスもかなり緩和されるでしょう。

ただ、当面は片側1車線の対面通行とのことですので、前を走るクルマの速度によって到着時間が左右されがちになるでしょうから、朝は余裕を持った時間に自宅を発たなければなりませんね。


私の個人的事情はともかく、茨城県の県西地区、とくにICのある五霞町と境町、開通後のICが設置される坂東市と常総市、さらにはその隣接市町には大きな影響があります。

我が地元・八千代町の隣接地である古河市名崎に大規模工場を移転をしてきた日野自動車さんも圏央道開通を前提としての移転でした。それを約束してのトップセールスを手掛けていた県知事、再三に渡る工期延伸にやきもきしていたでしょうが、きっと今は胸を撫で下ろしているのではないかと。

その日野自動車さんが古河市名崎への移転を決定する決め手となったのは、広大な平坦地が得られることだったと聞いております。

私たち関東平野のど真ん中に住んでいる者にはなかなか実感できないことですが、そもそも日本国内は平野部の面積がとても少なく、その限られた平坦地の多くが都市開発されているため、広大な平坦地を有する工業団地は希少価値が高いのです。加えて労働人口を望めるという付加価値が茨城県西地域にはあります。

日野自動車さんの他にもトップセールスを仕掛ける価値のある企業が日本全国に目を配ればまだあると思いませんか?<県知事、各市長、各町長のみなさま

圏央道開通により求めることは企業誘致だけではなく、様々な面での好影響を最大化するための施策が各市町の行政には求められます。
まず、各ICへのアクセスを整備するなどしてより利便性を高めることは、最低限かつ最優先事項として取り組んでほしいものです。

八千代町にも、県と古河市が日野自動車さん用に整備した道路をいかにして町内に取り込むかを早急に打ち出してほしいですし、坂東市や常総市の施策を注視して八千代町の側から連携の形を模索すべきでありましょう。

また、以前に思いつきの一案を書きましたが、八千代町ならではの施策がありますと、将来に夢を持てると思います。各市町行政の知恵比べが始まりますと面白いのですけどね。

一方、悪影響の極小化にも取り組んでほしいです。
交通量が増え、クルマの流れが変わりますから交通災害対策は必須ですし、とくにIC近隣小中学校の通学路はリスクの再確認が急務です。

IC周辺の開発を放置しておくと風俗系ビジネスが入って周辺の治安が悪化するという例を多く見ますので、場合によっては条例が必要になるかもしれません。


いずれにせよ利便性が向上するのは喜ばしいことです。
我が地元・八千代町の陸の孤島感がより一層高まることはさておきますが…

ええ、圏央道開通後、八千代町は県西地区で唯一の駅&IC無し市町となるのです。orz




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