公設市場ってどお?

あのね、完全に素人考えでしかも思いつきレベルだから色々と間違いがあると思うのだけど、農業を基幹産業とする我が地元・茨城八千代に公設市場を設けたらどうかなぁと思ったのですよ。

東京の築地市場移転問題のニュースを聞いているうちに思ったのです。
鮮魚の仲卸が臨海部にあるのは分かるのですが、青果の仲卸が都市部にあるのはなんか効率が悪いように思えるのですね。

ひと昔前ならともかく、これだけ物流が発展した現代では、青果卸売市場が都市部という消費地に近いということのメリットは薄れてます。

逆に、鮮魚とは異なり冷凍保存の利かない、朝採りした方が栄養も味も良くなるものが多い青果の場合は、生産地と仲卸の距離と時間を短くした方が、新鮮な状態で消費者にお届けすることが可能になるように思えるのですが。

例えば、茨城八千代の名産品である白菜ですが、朝採りした白菜はほとんど大型スーパーの産直物流に載せるものです。

今年は白菜の市場価格が数十年ぶりレベルの高値なので、産直契約よりも市場出荷した方が高く売れるのですが、市場に出荷する白菜の多くは卸売市場の開場時間に間に合うよう、前日に収穫してます。

つまり消費者は、大型スーパーの客寄せ特別価格の産直白菜を競って購入するか、高くて味も栄養も若干落ちる白菜を購入するか、冬の鍋に欠かしたくない白菜を泣く泣く諦めるかという不幸の三択を迫られることになるのです。

もし、茨城八千代に卸売市場があれば、この構図が変わりやしませんかね?

生産地ど真ん中に市場がありますから朝採り野菜が集まります。
あとは物流会社との協力次第では、大型スーパーのような自前の物流が無い小売にも新鮮な産直野菜が行き渡ります。

農家も、収穫で疲れた体にムチ打って自前のトラックで長距離輸送したり、安くないお金を払って個別で物流会社に出荷輸送を頼む必要がなくなり、労力と経費が浮くことになります。

あー、なんかWin-Winの関係が築けるような気がしてきました。A^^;

現在も青果仲卸は周辺にあるのですが、残念ながら小規模なのですよ。
上記のような革命的変化をもたらすには、茨城八千代に来ればほとんどの青果物が入手できるような、それこそ首都圏の青果卸売市場に負けないくらい大規模の卸売市場である必要があります。

だから、行政の手で公設市場を設けたらどうだろうか? と思うのですけどいかがなものでしょう。

あ、もちろん道路整備も必要ですよ。
これとは関係なく、古河市名崎の日野自動車用の道路と茨城八千代の道路をつなげる努力はしてほしいものです。




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