新旧交代の流れは加速するか?
前記事で「続きは明日」(つまりは24時間後=今朝)と書きながら、こんなタイミングになってしまいました。Twitterではちょいとこぼしましたけど、無視し得ないアクシデントが起きまして、仕事はお休みを頂きました。
そんなわけで今頃になって録画深夜場所12日目まで観ての感想戦ですから、もはや中盤振り返りとも言えないわけですが、まー、気持ちを切替えまして前記事の続きを。
白鵬sageの続きから書いてしまおう。ガマンできないや。
12日目の栃煌山-白鵬。
まーた白鵬はアレをやりましたし、なーんでまた栃煌山はあんなにも無策なのでしょうね?
白鵬のアレというのは、左掌ブラインド⇒右かち上げという名のエルボースマッシュのことですよ。2度までも同じ手を食らう栃煌山にも呆れてますが、この「汚い」という言葉では足りないくらい品性の低い立合の相撲を、実況も解説も指摘するどころか賞賛してやまないという……。落胆するほかありません。
こんな相撲を取る横綱が優勝戦線トップという現実。
なんと言いましょうか、賜杯を授けてくださった昭和天皇陛下には申し訳ないのですが、今場所は優勝なんかどーでもいいやーと思えてきました。
今場所は幕内の相撲が充実してますから、優勝争いを無視しても楽しめます。そうしましょう。
日馬富士は調子が落ちてきているように思えます。
それを精一杯の気合で乗り超えようとする姿を観ては応援するほかありませんし、Stop The白鵬の一番手でありますから頑張ってほしいのですが、持ち味であるスピードと当たりの強さに陰りが見えての11日目の御嶽海に喫した黒星ではないかと。
照ノ富士の左ヒザもパンク寸前となれば援護射撃も期待できませんし、ちょいと優勝を求めるのは酷かなぁ。
で、気を取り直して今場所について述べてみますけれども、幕内力士の中での新旧交代の流れが始まりかけているような感があります。
12日目を終えた時点で関脇以下を観てみましょう。
すでに勝ち越しているのは、玉鷲、高安、正代、勢、北勝富士、貴景勝、輝、栃ノ心、宇良、阿武咲。
すでに負け越しているのは、琴奨菊、千代の国、隠岐の海、千代翔馬、大栄翔、碧山、宝富士、豪風、松鳳山、蒼国来、琴勇輝、豊響、妙義龍、豊山。
勝ち越し力士より負け越し力士の面子に注目してほしいのですが、どうも幕内に定着していた筈の力士の凋落が今場所は著しいのですよ。
けして悪い相撲は取っていないのですが、名の知れた力士が北勝富士、貴景勝、宇良、阿武咲といったニューフェイスにそれ以上の相撲で凌駕されるという相撲が土俵を湧かせてます。
この新旧交代の流れが加速するか否か?
夏場所終盤の注目点として挙げておきます。
では、夏場所終盤戦(今日を入れてあと3日ですけど A^^;)楽しみましょう。
白鵬は双葉山や大鵬に対するリスペクトを表明しているが、土俵での対戦相手にはまるでリスペクトがない。
栃煌山戦では以前猫だまし仕掛けて、その動画をツイッターにアップしてたが「コイツ、バカッターやな」と思った。白鵬のコバンザメみたいな取り巻き連中がけしかけたのか。いずれにしろ下品極まりない。
今場所の白鵬、初日の千代の国戦や九日目の碧山戦で、勝負が着いたあと自分も倒れる場面が見られた。
ケガの影響かも知れないが、全盛期は過ぎたのではないか。ただ、それでも今場所優勝しそうだ。
明日の白鵬の対戦相手の照ノ富士、立合い変化したらどうか。先場所みたいにブーイングやヘイトはないだろう。むしろ大歓声が起こるんじゃないか。
shin2さん、コメントありがとうございます。
毎度の遅レスで申し訳ございません。m(_ _)m
白鵬、照ノ富士戦は真っ当な相撲でしたけど、照ノ富士が土俵を割った後に突き出すという例のアレをやりましたね。せっかくの全勝優勝も、振り返ってみれば千秋楽の横綱対決とほか数番のみが評価対象という、寂しい内容に溜息しか出ません。
幕内は充実した内容の日馬富士が2敗になってしまったので、あとは1番1番の良い相撲を期待することになりましたね。優勝争いは混戦というより混迷に近い十両が楽しいですよ。
01さん、コメントありがとうございます。
遅レスで申し訳ございません。
終盤、幕内全般に蔓延る相撲内容の枯渇は残念でした。
混迷の十両は錦木でした。安美錦、惜しかった。