日本国憲法について思うこと

本日5/3は憲法記念日ということで、日本国憲法について思うことを述べてみます。

正直に言います。よく分かりません。A^^;
いきなり話の腰を折っちゃってますが、分からないものは分からない。

例えばですね、憲法論議=9条論議という様相なので9条を例に挙げますけれども、下記の原文から正しく意味を読み取れる方って少ないのではないでしょうか?
(開き直ってるわけではないのです・・・・・・多分)

以下は日本國憲法 – Wikisource – から引用

第二章 戰爭の放棄
第九條
1.日本國民は、正義と秩序を基調とする國際平和を誠實に希求し、國權の發動たる戰爭と、武力による威嚇又は武力の行使は、國際紛爭を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戰力は、これを保持しない。國の交戰權は、これを認めない。

現代の義務教育で国語を習った者がこれを読むとき、まずは脳内で当用漢字に置き換えなければなりません。

置き換えるとこうなります。

第二章 戦争の放棄
第九条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠實に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

新聞などで紹介提示されるときは上記のような文になるかと思います。
9条だけならいいのですが、憲法を1~104条まで読もうとするとき、かなりの苦行を強いられることになります。

私は40条を過ぎたあたりでギブアップ。A^^;
テキスト量はたかだか22キロバイト=1万1千文字程度なのに。
(改行コードとかも含まれてますのでもっと少ないかも)

私が仕事で書いたり読んだりしなければならない仕様書や設計書の方がはるかに文字数が多いのですけれど、読むときの労苦は憲法の方が10倍以上大きいです。

加えて、読み手に苦労をかけてるのは旧漢字だけではありませんで、変な「てにをは」も要因です。

例えば第9条の1では句点(。)で1文が終わるまでに「~は」が何回も出現してます。
一応は読点(、)で区切られてますから主語と述語の関係が分かるのですけれども、感覚として頭の中にすんなり入ってくることはありません。

そこで9条を私なりに校正をかけると下記のようになります。

第二章 戦争の放棄
第九条
1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠實に希求する。
2.国際紛争を解決する手段としての国権の発動たる戦争は、永久に放棄する。
3.国際紛争を解決する手段としての武力による威嚇又は武力の行使は、永久に放棄する。
4.1~3項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力を保持しない。
5.1~3項の目的を達するため、国の交戦権は認めない。

私の脳内では以上のように要約されるのですが、これさえも「ちょっと違う」とか「全くおかしい」とする方もいるでしょう。日本国憲法の問題点はここに集約されてます。

護憲論と改憲論のいずれにせよ、現憲法を理解せずには論議できません。
本日の新聞やニュースでは憲法問題が多く取り扱われておりますけれども、有識者と称される方から私のような一般人まで、どこまで憲法を理解して護憲あるいは改憲を主張しているのか? という疑問が、まずは払拭されるべきだと思ってます。

まずは、

1)旧漢字を当用漢字に置き換える。
2)平易でない表現を改める。(9条の例で言えば「誠實」。ATOKでは変換できず。三省堂のWeb Dictionaryでも参照できず。)
3)「てにをは」を正す。
4)冗長文を正す。

日本国憲法が施行されて70年という節目の良い機会でありますから、まずはこのへんから手をつけて頂き、中学生レベルの国語力で理解できる条文にするという改憲をしてほしいものです。


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