寒稽古はつらいよ、だからやる
寒稽古が好きだという人はなかなかお目にかかれません。かく言う私も寒稽古は嫌いです。地区剣連の寒稽古を企画している私が言ってよい台詞ではありませんが。A^^;
季節に関係なく毎日稽古している中学高校の剣道部員には笑われてしまいますが、酷寒の季節にわざわざ集中稽古するなんてのは正気の沙汰ではないのですよ。
なんと言っても剣道は素足ですからね。
健康のためには頭寒足熱が一番なのに、その真逆をやるわけですよ。
稽古仲間の誰かがインフルエンザを持ってたら一発で集団感染でしょうし、じゃなくても風邪もひき起こすし、喘息にも良くないし、痛風にも悪い。免疫力の弱い少年剣士や、体力の落ちた社会人剣道家は寒稽古禁止にしてもよいのではないかと思うくらいに嫌いなのです。
冗談(半分本気w)はともかく、それほどまでに寒稽古はつらい。
寒稽古じゃなくとも、他の季節と比べて冬は稽古は休む理由が沢山あります。
だからやるのでしょうね。
他人(ひと)がやらないことだからやる。
他人と一緒にやらなかった自分よりも、やった自分は確実に強くなれる。だからやる。
他人よりやったという自覚が揺るぎない自信となる。だからやる。
そう考えると、寒稽古をやる意義は大きなものがあります。
などと言いながら、水戸や新発田みたいに朝稽古を企画するような剛の者ではない私でございます。A^^;
下妻地区剣道連盟では本日から4日間の道場巡回型寒稽古を実施します。詳細はリンク先をご参照ください。
皆様のご参加をお待ち申し上げます。