三段以下審査会【秋】

本日は結城で剣道三段以下審査会があり、娘を含む教え子2人が初段審査に臨みました。

結果、2人とも合格。
小学生のうちから稽古を続けてきた彼女達にとっては至極当然の結果と言えますが、剣道部のない中学校で吹奏楽部に入部しつつも剣道を続けてくれている教え子の初段合格、我が家の合計段位で丁度10段目となる娘の初段合格は、感慨に溢れるものでした。


さて、以降は剣道指導者の観点で。

久しぶりに10月の審査を観ましたけれども、初段受審の年齢制限が中2以上から満13歳以上となって数年が経過し、そろそろ初段受審者も中2の6月一斉受審からバラけるかと思ってましたが、思いのほか受審者は増えてませんね。

受審者数は初段28名、二段43名(1名欠席が出て実数は42名)、三段21名、用意された審査会場は1会場のみでした。

ちなみに今年6月の結城会場審査会では、初段172名、二段200名、三段39名。用意された審査会場は4会場ということで、6月の審査会と比べて本日の審査会は約4分の1規模ということになります。

おそらく、私のような「段位は取れるときに取ってしまえ派」と、「中学デビュー組や早生まれ組と歩調を合わせて6月受審派」に分かれているのでしょうね。

それと、満年齢制の弊害とでも申しましょうか、初受審となる少年剣道出身者と6月審査会で不合格となっての再受審者の間で力量差がハッキリと見えます。
さらには審査順が生年月日順となっているため、中1の少年剣道出身者が初二段に求められる以上の演武を見せた後に自身の審査の順番を迎える再受審組のプレッシャーは、相当なものでしょうね。ただでさえ力量不足なところ、果たして実力を発揮できたのか?と思うと、再受審組には酷な審査会だと言えます。剣道連盟にも、再受審者は再受審者同士で組ませるなどの配慮が必要かもしれません。

ともあれ、中学デビュー組は6月の審査会でキッチリ合格を得られるように稽古すべきですね。また、社会人になって剣道を始められた方には6月の審査会をオススメしたい。

三段審査ですが、こちらは分散化が進んでいるように思えます。
まぁ、中学で最高位の二段まで取得していても、高校生のうちに取得できる段位は三段のみ、大学生のうちに取得できる段位も四段のみなのですから、段位取得を急ぐ必要性が無いのでしょうね。


ところで前述した少年剣道出身者と再受審組の力量差ですが、最も顕著に表れるのは切り返しですね。おそらく、再受審組は正しい切り返しを教わってません。
逆に言うと、正しい切り返しさえ出来れば、初二段不合格は無いと思います。これは私の指導経験からも言えることですが、本日の審査で確信に至りました。

自らを追い込む言になりますが、初二段不合格は指導者の責任が大です。


今回の審査会での合格者数は、初段が27名、二段が37名、三段が15名でした。合格率は初段96%、二段88%、三段71%でした。

今回は、形の審査の出来がたいへんよろしかったです。
6月審査会での全員合格に異を唱えた私も、今回の全員合格には文句なし。とくに三段審査の形は良かったですね。高体連剣道専門部が頑張ってるのかな?見習わねばなりません。


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