三磨の位
本日は火曜日なので、八千代剣道教室の定例稽古日なのですけれども、残念なことに参加できません。
今日だけではなく、火・木・土の定例稽古のうち、火・木は年末までほとんど稽古に行けません。理由は、特急の、しかも大きな仕事が入ってしまったため。
昨日から始まったこの特急仕事、スケジュール訂01の段階で全ての平日にフル残業がしないと納品期日に間に合いません。予備の作業時間は深夜残業と休出のみ。なんとか遣り繰りして火木の稽古時間を確保……という隙間は全くなく、それどころか予定通りに作業進行しないと土曜日の稽古も危うくなる、そんな綱渡りな平成26年第4四半期なのであります。
先週土曜日の稽古終わりに事情説明するとともに子供達、保護者、指導員にアタマを下げましたけれども、大会が目白押しのこの時期に稽古指導から抜けてしまうこと、まことに申し訳ございません。土曜日の稽古と日曜日の大会審判&監督はなんとか抜けの無いように頑張りますし、年明けから週3回の稽古に復帰できるよう頑張りますので、ご容赦のほどを願います。
それにしても、とくに震災後は節電やら経費削減やらの影響で、給料の乏しさと業務過密からこちらが残業をさせてくれと願ってもやらせてもらえず、定時退出の日々が続いていたおかげで週3回の定例稽古に加えて出稽古も行ける環境下にあったここ数年でした。
そこにきて急転直下かつ怒濤の残業指令にビックリしているわけですが、ともあれ最低でも週3回の稽古量を確保していたのが3ヶ月も週1回になってしまうわけですよ。
そこで思い起こされるのが「三磨の位」。
前・茨城県剣連会長の中里先生が講師を務めてくださった講習会で「秋刀魚の位?」とやらかして笑いを取ったのも早や数年前でしょうか。元は柳生蓮也斎の言葉で、剣道の稽古には「習」「錬」「工」の三要素が大切だよ、とご紹介を頂いた言葉です。
とかく我々社会人剣士は「習」「錬」「工」の「錬」が不足しがちでありますが、これを「習」、とくに「工」で補うことにより「三磨の位」を保たねばならないのだと日頃より思ってましたが、それを実践しなければならない3ヶ月になろうかと思うのです。
お手本は現役の医師でありながら全日本選手権ベスト8に入った乗本志考選手。
とくにこの記事(PDF 3.6MB)は実に参考になります。
週1の稽古をいかに活かし、週の他の6日間をいかに過ごすか、よく考え、色々と実践してみたいと思います。
社会人であり、
尚且つ不定期勤務体系の為、
稽古に参加できるのは年間10数回の武術家の端くれが通りますよ~。
個人的に鍛練を積むのは自己努力の領域
生活の中で技を磨くのが武術の本質
と、此処までは良いのですが、
実際に立ち会って(相対稽古)を行って技の有効性を確認する
此れが難しく、稽古不足に嘆く主要因という事だと思います。
私事ですが、
此処6年程、稽古日の日曜日が休みに成り難い勤務体系と成り、
本来なら辿り着くべき領域(術者としての練度)には辿り着いていない次第です。
しかし、糧を得る為に働き、家族を守り、一社会人として生きるとなると、
あくまでも趣味の領域である武術の為に仕事を替えるというのは無理な話です。
また、無理を通す(武術の為の転職)のは、※武術の本質に反します。
じゃーどーすんのさぁ↑
と、成る訳ですが
多くの社会人武道家/武術家の《不変のテーマ》であるのだと思います。
格好良く言えば、【24時間365日】ってトコロに集約されるのだと思います。
仕事中、ふと動き(技)のヒントが生まれたり、
仕事をしながら稽古を行ったり
(注意:一般的な普通の稽古をする訳ではありません
やったら 《社会人不適合人材》YO 悪しからず)
するのですが、その【24時間365日】が如何に習慣付いてくれば良いのかと思います。
少ない稽古日に相手を立てて合理性が立てば(技の有効性)を確認すればよいかなと。
長々と書かせて頂きましたが最後にまとめると、
お互い頑張りましょうね♡
という事で駄文を閉めたいと思います。
えぇ、 はーとまーく は必須ですのであえて書きました。(爆)
※私が修めている流派では《家族あっての武》という事で、
生活を崩す事は武術では無いという戒めがあります。
とんでもなく遅いレスポンスになってしまい、申し訳ありませぬm(_ _)m
喘息も復活するわ、ボロボロでありますよA^^;
でもまぁ、下半身鍛錬のための四股もサマになってきましたし回数も増えました。稽古回数激減によるバランスの崩れを1人形稽古でなんとかしようとしております。
あとは生活のアクセントとしてブログ投稿が復活すれば・・・A^^;
ええ、お互い頑張りましょう♡