4・3・5制ってのはどお?

小中一貫校の制度化という話がにわかに浮上してきました。

昨日の読売朝刊1面の記事。

小中一貫校、推進を提言へ…「6・3制」柔軟に

 政府の教育再生実行会議(座長・鎌田薫早稲田大総長)が検討してきた学制改革に関する提言の素案が4日、明らかになった。

 「小中一貫教育学校(仮称)」の制度化が柱で、自治体の判断で小中9年間を「5年・4年」「4年・3年・2年」などに区切れるようにする。幼稚園などの内容を見直し小学校教育を一部導入することや、実践的な職業教育を行う高等教育機関を新設することなども盛り込んだ。7月上旬にも安倍首相に提言する。

(つづきは上記リンク先をお読みください)

うん。狙いは分かります。

が、中高一貫校へのニーズも無視できない現在ですから、義務教育の9年間を「6・3」で区切る現在の制度に柔軟性を持たせるに留まることなく、高校も含めた「6・3・3」という区切りを大胆に見直すべきではないでしょうか。

あくまでも感覚的なものなんですけど、私は4・3・5という分け方が現代社会に適しているのではないか?と思ってます。

と、言いますのは、剣道を指導するときに年齢分けをすると、自然と4・3・5って感じになるんですよね。

小4以下は基本を中心に礼儀作法とかもみっちりと指導し、小5~中1にかけては実戦の楽しさと厳しさに直面させ、(今は満13歳以上ですが)中2で初段の受審が可能となり、中2から高校卒業までの5年間の内に(剣道の基本を完全に体得したことを意味する)三段まで取得することで、剣道家としての道が始まります。

ね? 見事に4・3・5制でしょ?
感覚としてこれがしっくりくるのですよ。

感覚的な意見はともかくとして理詰めで考えますと、まず小学校の6年間は長すぎます。イジメ等の問題もなかなかリセットできませんし、平均的に第二次性徴が始まる時期が早まっている現状にも適応できてません。教科担任制を求めるニーズにも対応できません。

また、高校進学率97%超の現代では、就職or進学の選択や大学受験の準備をするのに高校の3年間ではあまりにも時間が短すぎます。いわゆる進学校では、高校受験を経て入学したと思ったら、即、大学受験に向けての準備が始まるような状況で、それゆえに中高一貫校のニーズが高まっているという現状があります。

小中一貫校が狙うところと、中高一貫校が狙うところ、その両方を重ねると、4・3・5制となります。

ま、4・3・5制の妥当性はともかく、ほぼ義務教育と言ってよい高校も含めた12年間をどうすべきか?ということを根本的に考え直すことが、少子化が進む現代には必要ではないかと思うのです。

我が家は末っ子の娘が中学生になってしまいましたので、今後どのような改革が行われても直接には影響しないのですが、日本の将来を考えたとき、けして他人事で済ませてよい課題ではありませんよね。


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