茨道連指導者研修会

先の土日(2/3~4)、茨城県剣道道場連盟の指導者研修会に参加してきました。
家事都合により昨年と一昨年は不参加でしたので、3年ぶりの参加になります。

場所は恒例により国民宿舎「鵜の岬」。
全国の国民宿舎の中でも人気ナンバーワンの鵜の岬を土日に団体枠で確保していることは、茨道連事務局によるご尽力の賜物と言えます。深く感謝しております。

また、朝日道場さんのご厚意により、下妻の紫雲先生、大和のK先生ともども乗せて頂きました。ありがとうございます。

最若年の私がハンドルを握りましたが、長距離移動は大きなクルマの方が楽。
また、視点の高いクルマでのドライブは気持ちの良いものですね。また来年もお願いします。

と、筆を置いちゃいけませんね。研修会の話を書かないと。A^^;


今年の研修会は東京の豊村東盛範士が講師を務めてくださいました。

初日は午前に1時間ほど講話を頂き、お昼を挟んで午後より実技研修を3時間弱、稽古を1時間ほど。夜は懇親会という名の宴会で盛り上がりました。

その光景は、茨城県剣道道場連盟の公式サイトに写真が掲載されてますので、そちらにてご確認を頂けます。

あ、私も2枚ほど片隅にチラっと写ってますね。良い参加証明です。A^^;


参加者数は例年より少なく、研修会が約71名、宿泊は約40名くらいかな?
2/4(日)が初段~五段の審査会(水戸)と日程が重なったことも影響したかと。

二日目は地稽古を軸に1時間半ほど。こちらの参加者は20名を切りました。おかげで豊村範士に稽古を頂けたのでラッキーでした。
(初日は元に立った豊村範士に蛇の列が形成されて諦めた A^^;)

実技研修と稽古の方は、基本の理の確認に多くの時間が費やされましたので、私自身は得るところの多かった充実の時間だったのですが、ブログネタにするには地味な内容。A^^;

なので、ご講話の中から私の心の琴線に触れたものを切り出すことで、研修会レポートに代えさせて頂きます。
(語録的に書きますが、レコーダーから書き起こしたものではないので、私の意訳が含まれます)


「剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である」と言いますから、修錬しないと形成できないのです。修錬すなわち道場の稽古が剣道の基本ですよ。


剣道の付加価値は生涯剣道と師弟同行にあると思います。剣道は幼少年から高齢者まで男女問わず楽しめる良さがありますし、剣道は歳をとるとともに強くなる可能性を秘めてます。


武道、とくに相撲では「心・技・体」という言葉が使われますが、修行の段階としては、体→技→心という順番になります。まず体を鍛え、そして技を錬る。心は指導者が教えるというよりは、体を鍛え、技を錬る中で、自分自身が自然に気付いて整うものでしょうね。


剣道に限りませんが、日本の芸事は気付く文化であり、技は教わるものではなく盗むもの。教え過ぎの弊害や情報過多が目立つように思えます。埣啄同時が理想ですね。


(試合や稽古にて)待ちの気持ちにならないこと。常に仕掛けていく。先を掛けることが大事です。しかし、先を掛けるは「先に打て」ではありませんよね。


豊村先生のご講話、とても心に浸みました。
2日間に渡るご指導、ありがとうございました。

また、企画してくださいました茨道連事務局の皆様に感謝を申し上げます。m(_ _)m




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