Twitterがベターかと
部員の確保が命題である高校剣道部の父親新年会にて、高校剣道部の活動を中学生とその保護者にPRするにはどうしたら良いでしょうね?という話になりまして。
そこで、保護者はもちろん、中学生のスマホ所持率もかなり高くなっているので、高校剣道部のWebサイトを作って、試合結果や錬成会の様子、とくに中学剣道部が出稽古に来た情報などを発信すると良いのではないか?という話の流れから「部員がスマホから簡単に更新できるサイトは作れる?」と意見を求められまして、ブログ形式なら可能かなぁと答えたような気がします。
酒席の勢いに抗することもできず(ちなみに私はノンアル参加w)、そのひな形を私が作る話になって新年会はお開きになってしまいました。
まー、酒席のことなので話半分に受け取ってますが、ブログを立ち上げるのはわけないことなのです。メール投稿機能はありますので部員がスマホから更新することも可能。
ただ、ブログによる情報発信が部員確保に繋がるかと言いますと、自分の経験上、労多くして効少なしと言えます。
私の場合は剣道教室の会員確保をもくろみ、まず最初は剣道教室のWebサイト(俗に言うホームページ)を立ち上げました。
自分で言うのも恥ずかしいのですが、月刊剣道時代で紹介されるほどのWebサイトに育ち、Webサイトの副産物として始めた剣道雑記帳ブログの効果もあって、ピーク時には500件/日の訪問者を得ておりました。けれども、Webサイト経由で入会した小学生はゼロです。
Webサイトは更新の手間に音を上げてブログ形式にしましたけれども、やはり会員確保の効果としては手応えゼロでして、現在は完全に枯らしてしまってます。
今になって思いますところ、剣道教室の場合は稽古に通える範囲内に在住する小学生とその保護者がターゲットであるのに、Webサイトの情報発信範囲は広範に過ぎるのですね。
ただ、私が剣道教室Webサイトを立ち上げた頃とは変わって、現在はSNS(ソーシャルネットワークサービス)が普及してます。私はTwitter歴8年目となる古株ユーザーですが、使い始めた当初は奇異な目で見られたものです。A^^;
現在進行形の活動情報を鮮度良く限られたターゲットに届けるには、ワールドワイドなネット上にドンとWebサイトを置くよりも、SNSを上手く活用した方が効果を見込めるように思えます。
私が使用しているSNSはFacebook、Twitter、LINEの3種類でして、この中から考えますと、高校剣道部の公式アカウントを取得して活用するならば、Twitterがベターな選択かと。
Facebookは実名かつ個人文化がベースなので、団体としてアカウントを取得して匿名活用するのは難しいです。
LINEは1つのスマホ/ケータイに1つのIDが基本なので共用が難しく、友達になると通話も可能になるなどユーザー同士の距離が近過ぎるので、不特定多数への情報発信をするには向いてません。
TwitterはFacebookやLINEと比較して下火になりつつありますが、匿名性を確保しつつアカウントを共用し、ターゲットをある程度絞って情報発信するのには長けていると思います。
アカウントは共用が簡単な上にいくつでも作れます。各企業の公式(軟式)アカウントのTwitter担当者が「中の人」のまま匿名性が保たれていることは、高校生が使用する際の安心材料と言えるかと。
具体的な開設ステップは以下のようになります。
- 高校剣道部のTwitterアカウントを取得
- パスワードを部員間で共有(部員は誰でも投稿可となる)
- プロフィール、アイコン、背景を整えて運用開始
わずか3ステップというお手軽さw
これなら効果が得られなくとも悔いは残りますまい。
で、運用・投稿ルールが必要ですね。以下のようになるかと。
- 部員の名前はフルネームで書かない。下の名前かニックネーム表記とする。
- 先生や他校の選手もフルネームで書かない。姓のみの表記とする。
- 人物写真は投稿しない。ただし、個人が特定できない集合写真や遠景なら可。
- 誹謗中傷はもちろん、ネガティブな投稿は不可。
- 部員間で投稿者が分かるように投稿の文末に1文字署名を入れる。例:【甚】
- パスワードはこまめに変更する。
- 関東在住の中学高校剣道関係者以外はフォローしない。
これだけ遵守すれば、あとは自由に投稿して頂いて良いのではないかと。
その上で、関東在住の中学高校剣道関係者と思われるアカウントをキーワード検索で見つけてフォローし、リフォローしてもらうことを数か月も続ければフォロワー数3桁のアカウントに育つと思います。
その結果、部員確保に繋がるかは実験ですけれども。A^^;
まー、それでは無責任の誹りを免れませんので、先に剣道教室のアカウントを作ってみましょうか。
ちなみに4つ目のTwitterアカウントになりますが、さて、どうなりますことやら。