トーナメント作成⇒公開方法

甚之介杯争奪大相撲トーナメント(架空)

詳細は昨日の記事をご参照頂きたいのですが、主管大会のトーナメントを改善せにゃならんのです。昨年度までの主管大会トーナメントは約10年前に私がMS-Excelで手造りしたものを使用しているのですが、調べてみましたら、今は便利ツールがあるものですね。

まず最初にご紹介したいのが、 トーナメントドロー自動作成「ぬまドロー」です。
こちらは沼津テニス協会さんが作成・公開してくださっているMS-Excelのアドインでして、Excel2003、Excel2007、Excel2010で動作するものです。

実際に使ってみましての感想ですが、私のやりたいことの全てができる、超絶に素晴らしいエクセルアドインです。
テニスルールブックに完全準拠したトーナメントを作成するためのものですが、設定により剣道その他のトーナメントにも充分に転用できます。

剣道のトーナメントを作成する前提での特徴は以下のとおり。

  • 名簿シートに選手名・チーム名・シードを入れ、ボタンひとつで作成できます。
  • エクセルログインとしてはかなり高速です。
  • 同じ道場が早いラウンドで対戦しないよう自動抽選してくれます。
  • 兄弟道場やBチーム道場名などを同じ道場扱いにして自動抽選することも可能です。
  • 自動抽選しているため、作成するたびに、シード以外の組合せが変わります。
  • できあがったドローは自由に体裁を整えることができます。
  • 理論上、選手数の制限は無いそうです。
  • 複数ページにドローを作成することができます。

テスト用に「甚之介杯争奪大相撲トーナメント」という”架空の”(ここ大事w)トーナメントを作成してみました。

甚之介杯争奪大相撲トーナメント(架空)

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  • 小結以上の役力士をシード指定。
  • 3人の横綱は同等に第1シード指定。第1~第3シードにおける配置は自動抽選。
  • 4人の大関は同等に第4シード指定。第4~第7シードにおける配置は自動抽選。
  • 関脇2人は同等に第8シード指定。第8、第9シードにおける配置は自動抽選。
  • 小結2人は同等に第10シードに指定。第10、第11シードにおける配置は自動抽選。
  • 同じ部屋同士は別ブロックに配置されてます。
  • 同じ一門同士がなるべく初戦から当たらないように配置されてます。

これだけ配慮されたトーナメントがスイッチポンで作成され、大げさでなく驚嘆しました。
大変よくできております。


さて、大会プログラム掲載用のトーナメント表はこれでほぼ完成なのですが、試合結果を記録し、ネット公開するにはもうひと工夫要るでしょう。

そこでご紹介したいのが、トーナメント表作成ツール (terus knockout draw generator) です。

こちらでは、「ぬまドロー」と同じ形(※)のトーナメント表をWebブラウザ上で作成でき、公開できます。

※「ぬまドロー」にて”テニス用第3シード・第4シード位置”を指定しない
※「ぬまドロー」にて”シード位置をテニスルールで抽選する”を”しない”に指定

↓このように↓埋め込みHTMLの形で公開でき、トーナメントの勝ち上がり朱記もクリック操作のみで記録できますので、リアルタイムでの試合結果公開も可能です。また、簡単な試合結果(剣道ならば個人戦の打突部位記録や団体戦の本数/勝者数など)も簡単な操作で記録できます。

なお上記の勝敗は当然にして架空のものであり、夏場所の結果に基づくものです。(ただし、ある2番を除くw)
夏場所で割の組まれなかった対戦は番付上位を勝者としてます。まぁ”架空のもの”ということでスルーして下さい。A^^;

ただし、ここで作成したトーナメント表をterus.jpさんがいつまで保存してくださるかは保証されませんので、試合結果が確定次第、画像ファイルに落とし込んで自己管理する必要はあると思います。

↓PNGファイルに落としてみました↓

画像データに落としたトーナメント結果

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主管大会は3月開催なので、まだまだ時間はあります。
もっともっとより良き方法が見つかりましたら、またご紹介させて頂きます。


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