レビュー)平安王朝絵巻ぬりえbook
平安王朝絵巻ぬりえbookのレビューです。
先に断っておきますが、レビューにならないレビューですw
なにせ、ぬりえbookなのにまだ塗り絵してません。A^^;
私はですね、ホント絶望的に絵心が無いのですよ。
描くのも鑑賞するのもセンスがありません。
出版記念パーティーでのおしゃべりの中で聞いた話。
「絵を描くのは誰もが好きなの。絵を描かない幼稚園児はいないでしょ? みんな喜んで描いてる。それを学校教育の中で五段階評価しちゃうから、そこで苦手意識が植えつけられて、多くの人から絵を描く意欲を奪ってるんだよね。」
私の場合、まんまそれです。
大人の塗り絵はその矯正にもってこいの本ですけれども、残念ながらじっくりと取り組む時間が無いので、今回はぬりえbookを家のものとして家族に「自由に塗り絵をしていいよ」ということにします。カミさん、娘、母などが手を付けるのではと思ってますが、私も何枚かやれるといいなぁと。
とくに母は絵手紙や水彩画を嗜み、実は水彩色鉛筆も持ってます。ぬりえbookの存在も知っていて、喜んでました。きっとハマってくれると思うので、塗り絵した感想を聞いて記事化し、(本来の)レビューにしたいと思ってます。
さてさて、この平安王朝絵巻ぬりえですが、幼児向けの塗り絵みたいにいきなり塗り絵ページから始まるのではなく、著者序文、監修者序文、平安装束の紹介、十二単着用術、平安文様の紹介、女房装束かさね色目の紹介、ぬりえ教室、…これらの後に塗り絵ページとなる流れになってます。
絵は主に源氏物語を題材とするもので、巻末に絵の題材となった作品と背景の解説があります。
となりますと、源氏物語等をあらかじめ読んだ上で塗り絵に取り組みますと、趣も格段に向上すると思いますので、私としてはこんな本を紹介しておきます。
四コマ漫画の気安さにより、ホント大掴みに源氏物語を知ることができます。
それにしても、たかが塗り絵、されど塗り絵。
静かなブームとなっているのも分かる気がします。
この内容の濃さと高級な装丁で1,400円という価格はお安く感じるでしょう。ご自身が塗り絵を楽しむだけでなく、ギフトとしてもお勧めできます。
実は2次会で平安王朝の次の企画も聞きましたがナイショw
私としては、時代的に「次の企画」の方が好みなので、この平安王朝絵巻ぬりえbookにはもっともっと売れて頂いて「次の企画」を後押ししてほしいと切に願っております。
ちょっとキーボードを叩く勢いが余ったので、出版記念パーティーよもやま話を。
なお、濃緑色のスーツに坊主頭、右手首に黒のサポーター、SP然とした風貌の中年男性が私ですw
出版記念パーティーといった類の席に参加するのは初めてのことでしたが、やー、文化人は文化人を呼ぶと言いましょうか、まさに多士済々といった感じで、慣れている体育会系の飲み会とは異なる趣が楽しかったです。
主賓のじゅんじゅんさん始め和服美人が多くおられ、眼福に預かりました。
多くの女性はカジュアルにドレスアップ、男性はスーツにネクタイが多く、通勤の服装のまんまのラフな格好=Gパン+シャツで行くつもりだったところを躊躇してスーツをクルマに積んでおいたのは正解でした。TPO、分かってませんw
昨日の記事にも書いたとおり、クルマで牛久大仏近辺にある勤務先から東京は赤坂まで急行したわけですが、渋滞がほとんど無く、1時間チョイで会場に到着しました。
高速道路を駆使したとはいえ、勤務先からの帰宅に1時間半はかかる私、交通インフラの差を感じて複雑な心境でしたね。A^^;
ところで最大1,500円という看板を見て入れた駐車場は、よく見たら小さく「3h最大」と書いてあり、2次会まで楽しんだ私、駐車料金は3,000円也でした。駅前駐車場1日最大1,000円で高いと思う茨城県人が東京の怖さを知りましたw
会場に入るやマスオさんと久しぶりの再会。(2年ぶりくらい?)
マスオさんにはお仲間をご紹介いただき、おかげさまで楽しい時間を過ごさせて頂きました。
そして主賓のじゅんじゅんさんと初対面。「甚さん」と呼ばれても違和感ありませんで、嬉しい初対面を経て本にサインを頂きました。(先日の記事に掲載)
シェ・ミカワのベルギー料理はとても美味しゅうございました。
しかしまぁビールやワインに合う料理のオンパレードで、乾杯でビールを、カルパッチョで白ワインを、肉料理を赤ワインを、あー、合わせて飲りたいーと暴れる心を抑えるのに必死でした。
主賓も飲めず食えずだったそうなので、稀勢の里が横綱に昇進した際にはシェ・ミカワでのOFF会開催をマスオさんにねだろうかとw
催し物として「クイズ 塗ったの誰だ!」が開催。
この絵の隣に6名の塗り絵した方の名がありまして、じゅんじゅんさん、マスオさんも含まれてます。マスオさんの絵は過去に小暮親子展で見てますので、マスオさんの塗り絵だけは当てなきゃ洒落にならんなぁと思い、必死で観ましたが…外しました。orz
1つだけ髪の色を赤く塗った作品があったのですよ。
「あ、こういうことをするのはマスオさんだな。」と思いマーキングし、他の作品群と作者群を交互に眺めていたのですが、「あれ小学5年生がいるじゃん。あ、いかんいかん、この自由さは子供のものだ。」として答えを書きなおしたのですね。
まー、だいたいファーストインスピレーションが正しいものですよ。反省 A^^;
みなさまスピーチがとても達者で聞かせてくれました。とても割り込めませんw
雅楽と詩吟は初めて間近で聴きまして、ちょいと感動しました。
パーティーもあっという間の3時間経過で中締め⇒閉会。
オリジナルのキットカット、いただきました♪
ずうずうしくも2次会に参加。会場は赤坂サカスの地階にあるDO-ZO。電車だと参加できなかったのでこの点はクルマで良かった。(紫雲先生のおかげw)
なんだかんだで帰宅は日付変更線を跨いでしまいましたが、とても良い刺激を受けた出版記念パーティーでした。
遅れ馳せながら、じゅんじゅんさんおめでとうございます。
平安王朝絵巻ぬりえbookの益々の増刷を祈念いたします。