野球賭博対応法指南

プロ野球選手が野球賭博に関与したと聞きました。
不祥事極まりないものがありますけれども、日本野球機構の動きは鈍いですね。
対応法をよくお分かりでない様子ですので、指南を差し上げましょうか。

や、指南だなんて大きく出てしまいましたが、過去の例に倣えってことです。5年前の大相撲野球賭博事件における日本相撲協会および警察の対応をなぞればよろしいかと。

まず「3日の間に過去5年間にさかのぼって野球を含む違法賭博への関与を自己申告すれば、情状酌量を汲んで厳重注意のみ、それ以降に発覚した場合は厳罰処分とする」との方針を示しましょう。

野球賭博のみならず、”野球を含む違法賭博”としている点が重要です。
芋づる式に揚げられることを恐れて野球賭博に関与したことを明らかにする者の他に、賭け麻雀、ゴルフ、花札などの賭博に関与したことを申告する者も含めれば、意外なほどの人数になるやもしれません。あまりに人数が多い場合には、”厳重注意のみとする”としていた方針を撤回し、きっかけとなった選手は解雇、自己申告した選手は謹慎的な出場停止等の厳罰処分をくだせば、きっと世論も分かってくれますよ。

ここまで調べますと、警視庁組織犯罪対策第3課が賭博開帳図利の疑いで各球団の選手寮などを家宅捜索してくれまして、選手のスマホや携帯電話などが押収されます。

押収したスマホや携帯電話のメール・SNS・通話記録などから、例えばプロアマ接触とか、野球用品メーカーとの癒着とか、他球団選手との馴れ合いとか、奔放な異性交遊などといった、刑事事件にはならないけれども大いなる不祥事となる別件が明らかになれば、所轄官庁である文部科学省と一部大手新聞社にリークされます。プロ野球に巣くう病巣を一気に片付けることができます。いかが?


大相撲の力士が野球賭博に関与してあの騒ぎだったのですから、プロ野球選手が野球賭博に関わった今回の事件、日本野球機構は日本相撲協会以上のことをやってもらわないとね。

警察も日本相撲協会に見せた以上の厳しい対応をしてもらわないことには、ダブルスタンダードとの批判は免れませんぜ。それとも日本の事実上No.1スポーツに対しては及び腰だったりしますか? 😛


Comment (1)

  1. shin2

    ナベツネ氏はこの件についてナニもコメントしてないのかな?
    現在名前が出てるのは2人か?なんかトカゲのシッポ切りで終了のような気がしますね。

    Reply

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