呼気長くして吸気短く

先週火曜日(6/20)の話に遡りますが、下妻剣志館さんからお誘いを頂きまして、下妻地区少年剣道4団体(下妻剣志館、東部剣道、千代川、八千代)の合同稽古会が下妻市千代川体育館にて開催されました。

下妻剣志館の紫雲先生と社会体育指導員(剣道)上級講習会でご一緒だった名古屋のHa先生、お孫さんが東部剣道出身ということで下妻市にご縁があり、この度は東京での講習会を経て下妻に滞在中と聞いた紫雲先生が、Ha先生を囲んでの合同稽古会を企画したという運びだったのでした。

あ、ブログに書くことはご本人に承諾を得ておりませんし、公人でもありませんので「Ha先生」と、イニシャルトークにさせて頂きます。ご無礼の段、平にお許しを願います。m(_ _)m


Ha先生は七段の女性老剣士です。
女性に年齢を問うような失礼はできませんから勝手な推測ですが、おそらくは私の母(昭和18年生まれ)と近い年代ではないかと。

この年代の女性が剣道を嗜まれていること自体が珍しいことですし、さらには七段を取得され、さらには社会体育指導員上級の資格を持つとなりますと、その柔和な外観からは想像もつかないような修行をされてきたのだろうと思うほかありません。

私も稽古を頂きましたが、Ha先生の剣と立居振舞はとても勉強になりました。

まず、ゲストにも関わらず、真っ先に入場されており、稽古準備万全なのです。
私もお出迎えするつもりで早目に入場したのですが、逆に迎えられてしまいました。先(せん)を取られるとはこのことです。

そして、稽古開始時の整列着座⇒相互礼をした際にご挨拶の弁を頂いたわけですが、ツツっと下座に降りて座礼をし、静かにお話をされて座礼で閉じ、元居た位置にツツっと戻る…ということを自然な振る舞いの中で風が流れるが如くサラっとなされるのです。

この時点ではHa先生の稽古をまだ拝見していないのですが、達人とはこういう人のことを言うのだろうなぁと早くも感服してしまいました。

で、稽古がまた凄い。
小学生に稽古を付けたその流れのまま一般同士の稽古に入ったわけですが、Mo先生(五段)⇒紫雲先生(七段)⇒会長先生(七段)⇒Is先生(七段)⇒Tsu先生(五段)⇒最後に私(五段)と、休みなしの立ち切りみたいな稽古を受けて立ち、時間の都合で最後となった私に稽古をつけた後も息を乱すことがないのです。

私はHa先生にかかる前、あまりにHa先生が男性剣士と連続で稽古されてるので、紫雲先生に「私も稽古を頂きたいのですけど、遠慮しといた方が良いですかね?」と聞いたのですが、紫雲先生が軽い口調で「全然大丈夫。稽古を頂きなさいよ。」と返した意味が分かりました。

稽古を拝見し、稽古を頂いて思ったのですが、Ha先生の気合を伴う呼気がとても長く、吸気がごく短いのです。
稽古を頂く中でそれを盗もうとしましたが……やはり呼吸法は一朝一夕にできることではなく、日々の鍛錬の積み重ねが必要なのだなぁと自省を促されるのみでした。

小学生との集合写真が↓こちら↓ですけど

20170620合同稽古会

20170620合同稽古会

ご覧のとおり、小柄で上品な老婦人然とした方なのです。
※プライバシー保護のため写真解像度を落としてます m(_ _)m

ご高齢の先生方にも共通するところですが、凄味のようなものが微塵も表に出ないところがまた達人ですよね。

良い稽古を頂きましたことに感謝です。
私の教え子達も少なからず感化された様子。
※こちらもプライバシー保護のため写真解像度を落としてます m(_ _)m

Ha先生にご教示を受ける八千代っ子

Ha先生にご教示を受ける八千代っ子

Ha先生、稽古を企画してくれた紫雲先生、ありがとうございました。


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