開会前稽古のマナー

相撲の話ばかりしてましたが、実は拙ブログは「剣道雑記帳」なのですよ。
私自身それを忘れそうになってたので、剣道の話を一席。A^^;

とある剣道大会の開会前、会場でアップをしておりますと、場内アナウンスがありました。

「元立ちを正面ステージ側とする方向に統一しての稽古をお願いします」

はい。衝突による事故の防止のためですね。

このときは、大部分のチームが縦方向で稽古している中、横方向で稽古しているチームが散見しておりましたので、とても的確かつ必要なアナウンスでした。
私も大会主管者ですから、見習わねばなりません。

さて、このアナウンスが通りましたのは、
「主催者側からの場内アナウンスがある際には稽古を中止し、正面に正対してその場に着座してアナウンス内容を聞く」
というマナーが完全に定着しているからです。

これはとても良いマナーですが、完全定着したのは近年になってからであり、昭和の昔にはほとんど存在しなかったマナーです。
平成も早や29年ですから記憶も曖昧ですけど、2000年=平成12年あたりからジワジワと浸透して定着したような感があります。

今、開会前稽古のマナーとして定着しつつあるのが、「稽古を終えて開会準備をしてください」とのアナウンスを待つことなく、開会10分前になったら自発的に稽古を終えて、整列をし始めるというもの。
また、同アナウンスの後に仕上げの切り返し等を始めることなく、速やかに納刀して稽古を終えて整列に向かうというものです。

こちらは数年も経てば完全定着しそうな気配です。

あ、いずれも茨城県の事例です。他の都道府県ではいかがなものでしょうか?


ともあれ、開会前稽古のマナーが徐々にではあれども向上しているというのはとても喜ばしいことです。他の道場の姿勢を見て「あ、これはいいな」と思うものはどんどん取り入れ、マナー向上を加速させていきたいものです。

というわけで、見習うべきマナーを列挙してみましょう。

稽古方向を元立ちを正面ステージ側とする方向に統一

前述したとおり衝突防止のためですね。方向だけではなく、元立ちの位置も統一することで会場を広く使えます。

場所取りの竹刀置きはしない

竹刀を登られて壊されてもつまらないですし、竹刀につまづいた他チームの選手がケガをしたら大変です。

準備運動や素振りは会場外で済ます

剣道具フル装備で稽古する者と、素面素小手で準備運動や素振りする者の混在は危険ですし、多い人数で円陣を組むと無駄に場所を取ります。

予定ルーチンを終えたら速やかに場所を空ける

時間の許す限り稽古をすることなく、場所と時間を譲り合うことで開会前会場内の過密具合が緩和し、衝突等の事故の可能性が減ります。

稽古を終えた後の面・小手・竹刀等はチームでまとめ置きする

いつでも面を着けられるように店を広げておくと自分自身は快適ですが、全選手がそれをやっても場所が余るような会場および剣道大会は少ないです。
会場を少しでも広く使い、小手や竹刀等の紛失を避けるためにも、試合前の準備に入るまでは面・小手・竹刀等はチームでまとめ置きしておくことが望ましいです。

こんなところでしょうか?

いずれも私の発案によるマナーではなく、すでに少なからぬ道場さんが実施しているのを拝見し、「あ、これは良いなぁ。ウチも取り入れよう。」と思ったものです。

これら全てが10年後には当たり前のマナーになっていることを願いつつ、提示させて頂きました。ぜひ、ご検討ください。


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