稽古日設定の考察

ウチの稽古日は火・木・土なのですが、はたして近年の実情に合っているのかな?と思い始めてます。
あ、先に述べておきますが、結論に至ってません。A^^;

ウチ=八千代剣道教室は48歳になる私の年代が1期生ですので、創設は昭和50年代前半(1970年代後半)ということになるかと思いますが、その当時は週休2日制などほとんど普及しておらず、小中学校も土曜日は午前中のみですが授業のある通常の登校日でした。

という状況下で定期的な稽古を曜日で設定するとなりますと、まず基準は土曜の夜になるのですね。

で、週2の稽古を設けるとなると、土曜の真裏にあたる火曜か水曜。そんなわけで火曜と土曜の週2回の稽古になったのだと思います。
平成に入ったあたりから週3回の稽古をすることになって、火曜と土曜の中間である木曜に新しい稽古日を設定して、現在に至ります。

しかし、大人も小中学生も週休2日制がほぼ完全普及している現在ですから、土曜の夜という基準稽古日設定の根拠が崩れてしまっているのですよね。そればかりか、弊害も感じられるようになりました。

週休2日制の普及により、土日の1泊2日や、日曜日の休養を当て込んでの土曜深夜帰宅となる家族行事も増えましたけれども、土曜の夜に定例稽古がありますとそれらが制限されてしまいます。

また、近隣市町村の合併が進んだことにより、近隣の剣道大会が減少し、徐々に遠方の剣道大会に参加することが増えてきました。
ほとんどの剣道大会は日曜日に開催され、遠方の大会に参加するためには早朝に出発することになりますが、土曜夜の稽古の影響で寝不足であるところに早朝出発という追い打ちですから、子供たちのコンディションは良かろうわけがないのです。

さらには少子化が進む中での会員確保と、子供たちの可能性と多様性を引き出すためにも他のスポーツ競技や文化活動と剣道との並行が可能な環境が望ましいのですが、例えば、土曜日の昼間に野球やサッカー等といった野外スポーツの練習をして、その日の夜に剣道の稽古をするかといえば、その選択肢はありえません。無理です。

や、ひと昔前は普通にそういうことをやってましたよ。私も小学生時代はサッカー、中学生時代は卓球、それらと剣道を1日の中で並行してました。

しかし、少子化で子供が少ないのはいずこも同じで、球拾いや声出しで1日が過ぎるとか、剣道でいえば元立ちの前に並び待ちしている時間の方が長いとか、そんな牧歌的な風景など今はありませんし、なによりも競技レベルが段違いに向上してますから、疲労度も大きいのです。

そう認識を改めますと、土曜の夜に稽古日を設けていることが、他のスポーツ競技(とくに野外スポーツ)との並行を妨げているように思えるのです。

元に戻り、白紙から定例稽古の基準日を考えますと、週休2日制の普及した現在では実働の週末である金曜日の夜が基準日になるのではないかと思いつつあります。

しかしながら、金を基準に月・水・金……は月曜日が体育館休館日ですので却下。
火・木・金……平日の連日は大人がキツイ。
水・金・日……大会参加日はどーしましょ?
といった具合で代替案に値する妙案には至らないのですよね。

それに、火・木・土の稽古日でさほど問題なく活動してきたという成功体験も邪魔してます。

まー、もうちょい考えてみます。A^^;




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