黒田ロス
本日(11/5)、広島東洋カープが広島市内で優勝パレードを行い、そしてパレード後のリーグ優勝報告会で、今季限りでの引退を表明していた黒田博樹投手がファンに向けて最後のあいさつ。とうとう黒田が引退してしまう。
思えば、2勝3敗で迎えた日本シリーズ第6戦での勝利を渇望していたのは、第7戦で黒田が先発するのではないか?という観測の下、どーしてももう一度だけ黒田博樹のマウンド上の勇姿を見たかったから。ビジターの札幌ドームではなく、ホームであるマツダスタジアムを現役最後のマウンドとしてほしかったから。
しかし残念ながらカープは第6戦を落として日本一の座はファイターズに。
でもそれよりも、黒田博樹の最後のマウンドが幻となってしまったことの方が悲しく、落ち込んだものでした。
今さら私が文字を費やして黒田博樹の球歴を紐解く必要もないのですが、メジャー行きを1年待ってくれたこと、年俸20億円ものオファーを得ていたにも関わらず年俸5億円でバリバリのメジャーリーガーの力を保持した状態でカープに戻ってきてくれたことは、感謝に感謝を重ねても足りません。本当にありがとう。本当に本当にありがとう。
背番号15は永久欠番となるそうですが、黒田のような投手は二度と現れないような気がします。
それゆえに、黒田がギリギリの限界まで戦い抜いた上で引退することは分かっていながらも、黒田ロスに打ちひしがれてしまっている自分を感じます。黒田ロスから立ち直るには、もう少々時間が必要なようです。