宮本選手第三位入賞【全日本剣道選手権】
本日(11/3)日本武道館にて開催されました第64回全日本剣道選手権大会において、茨城県代表の宮本敬太選手が第三位に入賞。若干21歳の国士舘大学の学生が成した快挙に驚きました。
宮本選手は、私の住む八千代町と隣接している結城市にある結城尚武館の出身ということもありまして、彼の少年剣道時代と中学剣道時代は審判員あるいは対戦相手の監督という立場で見てきました。
こんな近くで育った選手が全日本選手権に出場するばかりか、優勝者と本数を分け合っての第三位という見事な成績を収めるだなんて、夢にも思いませんでした。
少年剣道時代の宮本選手は、とにかく試合をよく観ている子でした。
仲間の試合も他の道場の試合も、強い選手の試合も弱い選手の試合も、年長者の試合も年少者の試合も、とにかく自分の試合を終えても試合場から離れずにジーっと試合を観ている姿が印象に残ってます。
そんなことを茨城県剣道道場連盟の鵜の岬合宿で結城尚武館のA先生にお話しましたら、A先生「そうなんですよ。子供らに『敬太どこ行った?』と聞くと、試合場に張り付いて観てるってのが常でした。それが敬太の強さに繋がったんじゃないですかね。」とのこと。頷くこと大でありましたね。
剣道は経験智がものを言います。歴代の全日本選手権優勝者のほとんどがアラサーというのはその証左でありましょう。と、考えるならば、自分が実際に戦った試合で得られた経験智だけでは足りないのです。
剣道を観ることの大切さを宮本選手が体現してくれましたことは、剣道教室の教え子達への絶好の教材となるでしょう。
あらためまして、宮本敬太選手の全日本剣道選手権大会第三位入賞に祝意を表したいと思います。
宮本選手、おめでとうございます。
勝負 !直後の突きは素晴らしいものでしたね!
これが剣道!! と…………..
久しぶりに美しい正統派剣道を見せて頂きました。
今後のご活躍楽しみにしております.
須藤さん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、素晴らしい試合でした。
今後も楽しみですね。