稀勢は雲竜型だといいな

七月ですね。七月といえば稀勢の里が横綱に昇進する名古屋場所です。
横綱昇進を果たしたあかつきには、土俵入りは雲竜型がいいなぁなーんて夢想してたりします。

いくら贔屓でも飛ばし過ぎだろ甚之介さんw
そうやって稀勢には何回も裏切られ続けただろww

いえいえ、そんな声にはひるみませんよ。
場所が始まれば稀勢のKYを恐れるあまりに言葉少なになるのだから、言いたいことは今のうちに言っておくのですよ。(結局チキンw)

で、ひるまずに稀勢の里の土俵入りの話をしますけど、やっぱりなんだかんだ言っても亡き師・隆の里の不知火型土俵入りを継ぐべきだとする声は大きなものがあると思うのですよ。

でもね、けどね、残念だけど隆の里の先代鳴戸は亡くなってしまったので土俵入り指導は仰げない。

不知火型は旭富士の伊勢ヶ濱しか指導できる人物が相撲協会に残ってませんが、旭富士は隆の里と同じく琴櫻の佐渡ヶ嶽から継承、つまり枝分かれしているので、伊勢ヶ濱に指導を仰いでも隆の里の不知火型を継承したことにはなりません。
それでも隆の里の不知火型にこだわるならば、隆の里の鳴戸から継承している若乃花3こと花田虎上氏の指導を仰ぐことになるけれども、それは協会が許さないでしょう。

それに、不知火型の横綱はすでに2人もいるでしょ?
それが不出来ならともかく日馬富士の土俵入りは無形文化財レベルですよ。(もう1人の不知火型についてはノーコメント)
マネしてもつまらないし、並び立っても見劣りしない土俵入りを作り上げるのは時間がかかりますし、相当にハードルが高いです。

ならば、亡き師の土俵入り継承にこだわらず、雲竜型を選択すべきじゃないかなぁと思うのですね。

鶴竜の土俵入りがちっとも良くならないってのは置いときまして、せり上がりの際に右だけ下ろす雲竜型の方が、体型的な腰高が目立たなくて良いのではないかなぁとも思います。また、雰囲気が似ている北の湖を彷彿させるかもしれません。

考えてみれば、隆の里の師匠である若乃花1は雲竜型でした。そこを、千代の富士と同じ雲竜型を選択することをよしとせず、同じ二所ノ関一門の琴櫻から不知火型を継承した節があります。

二所ノ関一門の雲竜型なら大乃国の芝田山から継承することができます。
大乃国の雲竜型は大鵬から継承したものであり、大鵬は若乃花1の二子山から継承したものです。つまりは大師匠の雲竜型を孫弟子の稀勢の里が継ぐことになるわけで、万々歳だと思うのです。

以上、相撲評論家之頁変わりゆく土俵入りの型(一)を参考にしつつの贔屓の引き倒し的な勝手なものいいでした。 A^^;

名古屋場所の初日は10日。待ち遠しいですね。




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Comment (1)

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