隆の山俊太郎が引退
元幕内・隆の山が引退を表明したとのこと。
十両以上で最後に勝ち越したのは一昨年の夏場所。以降12場所、幕下に落ちると4勝3敗で十両再昇進すること2回と粘るも、十両での勝ち越しはならず、西幕下6枚目で迎えた今場所は2敗4休。そんな隆の山は31歳。潮時であり、本人も言うように「限界」であります。90kg台前半の軽量でよく頑張りました。盛大に褒め称えたい。
まず、引退会見の中で「思い出の相撲」として挙げられた天鎧鵬(当時・南)との十両昇進を決めた相撲をYouTubeから拾えたのでご紹介します。
2011年5月技量審査場所
東幕下2・隆の山○(うっちゃり)●東幕下6・南
本人も「あれだけでかい人をうっちゃれたことは信じられない。」と述べてましたが、それは観ているこちらのセリフ。(^^)
なお、引退を報じるニュースの一部では、不祥事による大量解雇で棚ぼた的に昇進したみたいなことが暗に書かれておりますが、東幕下2枚目で5勝2敗ですから、堂々たる昇進だったことは申し述べておきます。
最終的には幕内を通算5場所、十両を通算11場所務めました。
今話題の大砂嵐にも勝ってます。
2013年名古屋場所
西十両11・隆の山○(ひっかけ)●西十両9・大砂嵐
隆の山といえば、柔道出身ということも相まって掛け投げのイメージが強いですが、
2011年秋場所
東前頭13・芳東●(掛け投げ)○西前頭15・隆の山
あと内掛けもですね
2011年秋場所
東前頭8・魁聖●(内掛け)○西前頭15・隆の山
私の観点では、軽量の隆の山が寄り切る相撲こそ至高としておりまして、とくにこの相撲のように真っ向から立ち向かってのそれが好きでした。
2011年秋場所
東前頭14・土佐豊●(寄り切り)○西前頭15・隆の山
霧島や若嶋津のような吊り寄りを見せてくれないものかと常々思っておりましたし、1度は幕内で勝ち越してほしかったけれども、引退したとあれば、良い夢を見させてもらったと感謝するほかありません。
もう、こんな力士は現れないだろうなぁと思うと、やはり寂しい。
チェコに帰国するとのことですが、何らかの形で大相撲と関わりを持ってほしいなぁと切に願ってます。
ありがとう隆の山。そして、おつかれさま。
最近、お相撲から離れていましたので、
隆の山関の引退は知りませんでした。
個性派に分類される力士が引退するのは寂しいですね。
隆の山関の様に、
勝率ではなく、取り組み内容に面白さを感じる、
力士が今後も登場して欲しいものです。
勝率の高い力士に視線が集まるのが世の常ですが、
そもそも、十両以上に成る時点で強い訳ですから、
力士の皆さんは、お強いんですよ?と、つぶやいて置きます。(笑)
モンゴル勢が、
角界の中心と成っております。
私個人は、ガイジンダカラーとかニホンジンガーとか、
如何でも良いのです。
只々、お相撲を面白くしてくれる力士が誕生して欲しいと。
色々な国から、味のある力士が誕生し、
また、私がお相撲を視聴したくなるように成って欲しいものですねぇ。(嘆)
kanimimiさん、こんばんは。
この部分、強く共感すると同時に切実なる願いでもあります。
kanimimiさんには逸ノ城をオススメできるかな、と。
おそらくは秋場所に新入幕となるのでチェックしてみてください。
逸ノ城関 調べてみました
四つ相撲を基本とする取り口なのですね、
いやぁー、私の嗜好性の指向性(爆)を知ってらっしゃる。
まだ、稽古量の問題で練度が足りない感じですが、
【マワシ掴んだら安心できる】様な、
お相撲取り成れる逸材かと。
名前に負けないお関取になって頂きたいものです。
超遅レスでお詫びのしようもございません。A^^;
逸ノ城に期待するところはまさしくそこです。(^^)v