茨城県道場少年剣道大会

昨日はひたちなか市総合体育館で開催されました茨城県道場少年剣道大会(団体戦)に参加しました。この大会は夏に日本武道館で開催される全国道場少年剣道大会の茨城県予選会でもあります。試合結果は茨城県剣道道場連盟公式サイトに掲載されておりますのでご参照ください。

残念ながら、八千代剣道教室は3チームによる1次リーグ戦を1勝1敗に終わっての敗退。1位抜けしたチームとは2勝3敗。あと1歩及びませんでした。とても悔しい。

他の試合場で審判を務めていたため試合は観られなかったので何とも言えないのですが、6年生だけでメンバーを揃えられる充実した学年を擁しながら結果を出せなかったことに、指導力の不足を感じます。

自分達には何が足りなかったのか?
子供達と共に振り返ってみたところ、足の速さ、気合、先手を取る気持ち、立ち上がりが遅い、といったあたりが出てきました。

なるほどな、と思いつつも、それらはすでに指摘されて修正を施してきたものでありますから、それらが不足しているということは、稽古への取り組み方がよろしくない、あるいは、稽古方法に改善の余地があるということ。よくよく見直さなければなりません。

明日は茨城県武道館で茨城県少年剣道選手権大会(個人戦)です。こちらも全国道場小中学生剣道選手権大会の茨城県予選会でもあります。
昨日の反省を活かして、良い試合を期待したいところです。


さてさて、審判を務めていて悩ましかったのは、試合時間内に勝負が決しない場合は判定で勝敗を決するという特別ルール。これが実に悩ましい。

たしかに判定基準は明確に示されているのですけれども、それでもやはり判定というものは審判員の主観に頼る部分が多く、旗が割れることもしばしばありました。

さらには、もし、判定ではなく引き分けであるなら、チームの勝敗が逆になるケースもあり、審判員にかかるプレッシャー、選手・監督・応援者のモヤモヤ感はハンパないものがあります。なんとかならないものでしょうか?

開会式で会長先生が述べられた主旨も理解するところ大なのでありますが……うーん。

審判控え席で審判員同士が話す中で出てきた名案は、判定!バッ!と瞬時に判定するのではなくて、まず合議をするというもの。

合議の中で3人の審判員が試合経過を振り返り、こちらの選手が優勢という判断がまとまったところで立ち位置に戻り、主審が判定結果を宣告する。というものです。

この案の良いところは、つい試合後半の印象に影響されてしまう判定が是正されることと、旗が割れることによる選手・監督・応援者の疑義が生じないこと。

そのかわりの懸念点としては、主張の強い先生の意見が通ってしまうこと、審判員の意見対立が解消されずに時間ばかりが過ぎてしまうこと、などが挙げられますので、はたして名案とまで言えるかは疑問ですけれども。A^^;

今後、改善されていくものと思いますけれども、審判にはツライ現行ルールであります。
明日の個人戦も同じルール。今から胃が痛い気がします。A^^;




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