平成28年【慶事】十大ニュース

毎年のことですが、新聞各紙の十大ニュースは凶事が多いですね。
でも、個人的な1年の振り返りにも共通することだと思うのですが、凶事は省いて慶事のみを振りかえるべきではないかと考えるのです。

凶事、つまり犯罪・不祥事・事故・天災といったものは、悔しさ、怒り、驚き、恐怖などと共に脳裏に焼き付くと同時に、二度とそのような目に遭いたくないと誰しも思うので、ある程度の対策や警戒はすでに成されてます。

まぁそれでも歳末に改めて振りかえることによって、凶事に対してより一層の対策と警戒を施すことは有意なことなのですが、凶事を思い起こすことによる気持ちの沈みという副作用が強いですから、下手するとマイナス作用の方が大きくなるかもしれません。

これに対して慶事、つまり授賞・記録達成・公共交通の開通・ミリオンセラー・成功イベント・高視聴率といったものは、嬉しさ、喜び、笑い、感動などと共に気持ちよく昇華してしてしまい、万歳、やったー、良かったねー、で終わってしまってます。

や、それはむしろ健全で当然の心の働きでして、それを責める意図は皆無です。
いつまでも嬉しさや喜びに高揚しているといつしかそれが定常になってしまい、より大きな嬉しさや喜びに出会わないと感動や幸福感を得られなくなってしまいますから、高揚感は短期間に昇華された方が良いのです。

とはいえ、自然の摂理に任せてせっかくの成功体験を昇華したままにしておくのは実にもったいないことです。高揚感が昇華された歳末にこの1年の慶事を振りかえり、その成功の根幹となったものをしっかり把握しておくことにより、奇跡的な幸運とされたことが普遍的な原理となって、より大きな成功へと導いてくれるでしょう。失敗が成功の母であるなら、成功は更なる成功の父なのです。

また、慶事を振りかえることによって、その時の高揚感がよみがえって幸せな気分になれます。(すぐ昇華してしまいますが A^^;)
今年はひどい年だったなーと思ってる人でも、365日も振り返ってみれば慶事も1つや2つではなく、五指に余るのではないでしょうか。それら慶事の喜びを思い起こし、メンタルリセットして新年を迎えるだけでも、1年の慶事を振りかえる意味は大いにあると思います。

と、いうわけで今年の慶事十大ニュースを上げておきましょう。
読売新聞の十大ニュースから慶事のみで構成しなおしたものです。

《1》リオ五輪、史上最多のメダル41個
《2》ノーベル生理学・医学賞に大隅氏
《3》北海道新幹線が開業
《4》「ポケモンGO」日本で配信開始
《5》伊勢志摩サミット開催
《6》113番新元素は「ニホニウム」
《7》イチロー、日米通算最多安打
《8》日本ハムが10年ぶり3度目の日本一
《9》レスリング女子・伊調選手に国民栄誉賞
《10》「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に

こう並べてみますと平成28年も良いこと沢山ありました。良き1年でしたね。




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