おい40代!投票行け!

明日が参院選投開票日ということで、少しでも投票率が上がってほしいなと思いまして、ひとネタこしらえました。

若い世代の投票率が低い。
たしかにおっしゃるとおりなのですが、今に始まったことではないのですね。

下のグラフは「総務省|国政選挙の年代別投票率の推移について」から拾ってきた、参院選の年代別投票率の推移なのですが、

参議院議員通常選挙における年代別投票率の推移

参議院議員通常選挙における年代別投票率の推移

当たり前のことですが、平成元年の20歳代の方々は、平成10年の選挙ではほぼ30歳代、平成19年の選挙ではほぼ40歳代のデータに含まれるわけでして、その投票率は47.42%⇒55.20%⇒60.08%と年齢を重ねるにつれて社会的責任を感じるようになるのでしょうか、着実に上がっているのですよね。

そういう自分達が歩んできた道程を無視して「今の若者達は政治的関心が薄くて困る」みたいなことを言うのはどうかなーと思うのです。まーそのー、私も含まれるわけですが。A^^;

というわけで、私ら40代が若い人達に選挙に行くように促しているのは、自己反省に基づくものなのですよ。ぜひですね、私達と同じ轍を踏まないように、投票に行って欲しいと願ってます。


さて、前出のグラフですけど、どうもしっくりこないのですよ。
と言いますのは、全体投票率の上下動が排除されていないので、年代別の傾向が読みづらいのですね。

じゃあってんで自作してみました。全体投票率と年代別投票率の差分をポイントとしてのグラフ化です。つまり、0が全体投票率で、それより低いとマイナス、高いとプラスの数値になります。

ポイント化した参院選年代別投票率の推移

ポイント化した参院選年代別投票率の推移

これをあらためて見ますとですね、20歳代などはまだまだ平均より低いものの回復傾向にあるのに対し、私ら40歳代は年々低めている傾向にあって、3年前の前回参院選ではとうとう全体投票率より低くなってしまいました。

つまり、私ら40代が20代時分や30代時分の頃よりも今の20代・30代の方が政治参加しているのに、過去の40代と比べて今の私ら40代の方が政治参加してないってことですよ。これはいかんでしょ。

40歳代といったら働き手の主軸じゃないですか。
多くの方が家庭を持ち、次代を担う子のためにより良い社会にしなければならないと思えば、自然と投票所に足が向いて当然であるのに全体平均以下だなんて、その社会的責任感の希薄さは恥ずかしいことです。

おいそこの40歳代!四の五の言わず投票に行け!
20代や30代の投票率を憂いてる場合じゃないよ。また平均以下だったりしたら他の年代に申し訳ないじゃないか。




今回の記事がご参考になりましたら応援クリックをお願いします。
ブログランキング・にほんブログ村へ

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください